長野市の歴史・伝統を継承し、
街の活性化と美観向上にも貢献するシンボリックレジデンス。

グラディス南石堂

グラディス南石堂 外観

デザインが生まれた背景

約1,400年の歴史をもつ善光寺、その表参道沿いの角地。

善光寺は飛鳥時代に創建され、徳川家康から寺領千石の寄進を受けるなど、
永い歴史を通して信州・長野市の象徴として信仰を集めてきた古刹(こさつ)です。
本物件は、こうした伝統を映す表参道に面し、まなざしを集める角地というシンボリックなポジションにあります。

メイン観光道路
“善光寺表参道”の歴史ある景観。
長野駅から善光寺まで約1.8kmの中央通が善光寺表参道と称され、長野市のメインとなる観光ストリートです。駅周辺の都会的な街並みが次第に歴史的な景観へと変化し、道行く人々の目を楽しませます。
昭和初期の仲見世通り
“長野市中心市街地活性化プラン”に
基づく開発。
善光寺表参道を中心としたエリアを指定して、より活気ある街づくりをめざして策定された「長野市中心市街地活性化プラン」。このプロジェクトはその開発のひとつ「南石堂A-1地区優良建築物等整備事業」です。
長野市中心市街地活性化プラン
四季を通して祭・イベントが
開催される地。
この地では、春は「善光寺花回廊」、夏は「ながの祇園まつり」、秋は「善光寺表参道秋まつり」、冬には長野オリンピックを記念して始まった「長野灯明まつり」など、四季折々のお祭りやイベントが開催されています。
善光寺表参道の地図

善光寺の門前町として発展してきた中心地にふさわしい、
高い格調と賑わいの創出をめざしたデザインの必要性。

CONCEPT

長野市の歴史・伝統を継承し、
街の活性化と美観向上にも貢献する
シンボリックレジデンス。

“「長野」駅徒歩3分” “善光寺表参道” “角地”という立地条件から、
長野市中心街の新たなシンボルとして認めてもらえるデザインを目指しました。
この地の歴史風土を感じさせる佇まいを与え、地域活性化の役割を果たす機能も実現しています。

長野の文化遺産や
街並みと融合するデザイン。
約1,400年の歴史を誇る善光寺、その門前町として発展してきた当エリアにふさわしいデザインを追求。長野市が継承してきた文化遺産や伝統的な街並みとの融合を全体的なテーマとして空間を造形しました。
街の活気を高める
住・商一体の複合再開発事業。
「行きたくなるまち」「住みたくなるまち」「巡りたくなるまち」「交わりたくなるまち」として活気ある街づくりを推進する長野市の理念を具体化。商業施設を1・2階に誘致し、中心地の利便性と活気を高めました。
祭・イベントの賑わいを
体感できる共用空間。
善光寺表参道に面した位置にオーナーズラウンジをはじめ共用施設をレイアウトし、さらにバルコニーを設けることで、さまざまな祭事・イベントの賑わいを建物内からも体感できるレジデンスとしました。
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外観1

風土を映す土壁・門の縦格子をモチーフとしたデザイン。

善光寺表参道沿いのファサードは、この地の街中で見かける土壁や門に使われている縦格子をモチーフに、天然木の縦桟を用いたカーテンウォールや木調ルーバー等でデザインしました。さらに、上部の住宅部分に雨樋を兼ねたマリオンをリズミカルに配し、その奥にガラスやコンクリート、住空間などが多層的に見えるデザインとしました。

外観1
東面外観
外観1
東面外観
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外観2

象徴的なフェイスを描いた南面ファサード。

駅から善光寺方面へと参道を歩いてくると最初に見える南面ファサードには、パンチングスクリーンパネルやガラスをランダムに配置。手すりには上層部と下層部で透過度の異なるガラスを採用し、プライバシーに配慮するとともに眺望を享受できる設計としました。

外観2
南面外観
外観2
南東面外観
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外観3

賑わいを創出する住・商一体の複合再開発。

1階にスーパーマーケット「西友」とフラワーショップ「千曲園芸」が入り、2階にもテナントスペースを確保することで、長野市による中心市街地活性化プランのひとつであるプロジェクトの役割を果たしました。また、店舗部分と住宅部分の間に緑の緩衝帯を設けて上下を分節し基壇部のボリュームを抑えるとともに、1~3階には木調タイルを用いて高層建築の圧迫感を軽減しました。

善光寺表参道の角地に建つランドマークとして。

地元の人々に便利な生活施設として利用されながら、善光寺表参道の美しいランドマークとなる造形を目指しました。

外観3
善光寺表参道
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アプローチ&風除室

時間の積層をテーマとしたアプローチ空間。

エントランス上部の壁面には、地層のように大判タイルを横貼りにして、この地に積み重ねられてきた時の流れを印象づけるデザインにしました。さらにアプローチの床・壁には、自然が永い歳月をかけて育んだ重厚な風合いを感じさせる石調タイルを用いるなど、時間の積層を意匠のテーマとしました。

アプローチ&風除室
エントランスアプローチ
長野らしい自然から発想した木調ルーバーの縦格子。

木調ルーバーの縦格子を風除室とそれに続くエレベーターホールに設置。長野らしい自然の風合いをイメージさせるとともに、エントランス空間の伸びやかな広がりを強調しました。

エレベーターホール
エレベーターホール
風除室
風除室
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ホール

北アルプスの山並みをイメージして演出したホール。

3階の住宅共用部となるホールには、北アルプスの山並みと雪の結晶をモチーフに、信州組子の代表的な文様のひとつである麻の葉模様で表現し、この地の風景をシンボリックに採り入れました。床面にはエントランスと同様の石調タイルを採用し、自然の風合いと時の流れを感じさせる統一感で空間をデザインしています。

ホール
3階ホール
ホール
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共用部

長野の自然からイメージした共用部デザイン。

住民同士の交流を育むオーナーズラウンジには、自然豊かな長野らしい木の温もりや風合いを感じていただくために、マンション住戸では使用しづらい「無垢材」をふんだんに採用。飾り棚や収納も木調の建具で統一しました。

共用部
オーナーズラウンジ
ゲストルームには、「麻」をデザインした組子を採用。

日本有数の麻の産地として知られる長野。友人などが宿泊するゲストルームのベッドサイドには、麻の葉をイメージした組子細工を採用することで長野の自然を表現した寛ぎの空間を実現しました。

共用部
ゲストルーム
共用部
組子の細工

グラディス南石堂

所在地
長野県長野市大字南長野字石堂町並1423-4、字石堂南1262-4(地番)
用途地域
商業地域
敷地面積
1,806.31㎡
建築面積
1,212.62㎡
建築延床面積
12,639.24㎡(容積対象外面積3,207.89㎡含む)
構造・規模
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上14階/地下1階建
総戸数
109戸